私は看護師という職業に興味があり、よく医療系の映画やテレビドラマを観ています。そこで以前観た映画で重い病気で入院している小児科の医師が、病気に負けてしまわないように笑うことは大切だと様々なアイテムを使って子どもたちを笑顔にしていました。
やはり自分が病気だと幼くても大の大人でも不安になるし、時には毎日の点滴に嫌気がさしたり、死を感じるようになったり、決して楽しい入院生活ではありません。苦痛で毎日過ごす中で笑顔なんてでるわけがありません。
私が見た映画では医師がモチーフになっていましたが、患者と一番多く一番近くで関わっているのはやはり看護師だと思います。
弱いところも強がっている姿も患者は見せてくるだろうし、泣き顔も笑顔も一番見ているのは看護師な気がします。
「笑うことで病気が治る」ということはないのかもしれないけれど、一番傍にいる看護師は「笑わそう」としなくても、人は笑顔な人を見ると自然に笑顔になると思います。暗く諦めた顔をして闘病生活をするより、明るい気持ちで退院したらこんなことをやりたいなど、夢をもったり前向きに笑顔でいると、それだけでも病気であることを一瞬でも忘れることができると思います。
苦しい人をみているのに笑顔は不謹慎かもしれませんが、前向きになる笑顔の魔法だと思います。
私が看護師になったらどんなときでも、たとえ忙しくても笑顔で患者さんと向き合えたらいいなと思います。