看護師のユニフォームと言えば、「白衣」です。私も幼いころ、「白衣」を着る職業に憧れていました。そもそもなぜ看護師といえば、「白衣」なのでしょうか?看護師だけでなく、医療従事者は、ほとんどが白衣を纏っていますよね。この理由としては色々な見解があり、中でも、血がついたときに見えやすい(気付きやすい)ように、患者の目に刺激を与えないように、清楚なイメージを保つため…などが良く知られている理由です。しかし最近では白衣だけでなく、淡いピンク色や、薄い青色のユニフォームもよく見かけるようになりました。これは患者に安心を与える色ということで、使われているらしいのですが、小児科向けのユニフォームとして、キャラクター柄のものまであるようで、本当の昔ながらの「白衣」を着ている看護師は少なくなりつつあります。また見かけないようになったと言えば、ナースキャップ。看護師のイメージは白衣のワンピースにナースキャップというのが常識だった時代はとうの昔になくなったのでしょうか。10年ほど前から変わってきたように思えます。ナースキャップを見かけなくなった理由は、意外と邪魔になるとか、どこそこに引っかけてしまうとか、なんとなく理解できる理由ですが、私たちの時代は看護師の象徴ともいえるものだったので、なんだか寂しい気もします。これから医療技術の進歩に伴い、ユニフォームもどんどん新しいものになっていくのでしょうね。